マイケル・ポーターJrがニコラ・ヨキッチの過去を明かす「初めて会った時は太っていた」
デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチは、NBAを代表するスーパースターのひとりだ。
このNBAプレイオフではトリプルダブルを連発し、ナゲッツをフランチャイズ史上初となるNBAファイナル進出に導いたヨキッチ。
だが、NBAキャリア初期のヨキッチはプロ意識に欠けていたのかもしれない。
2018年のNBAドラフト14位でナゲッツに入団したマイケル・ポーターJrによると、当時のヨキッチは太っていたという。ポーターJrのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
初めてヨキッチに会った時、彼は太っていた。
今は痩せているがね。
彼は健康のことを真剣に考え始めたのだと思う。
聞いた話だが、それ以前はシーズンが終わったら故郷に戻ってビールを飲んだり、乗馬を楽しんだりし、シーズンが始まる前にコンディショニングに取り組み始めたそうだ。
当時の僕は彼のことをあまり知らなかった。
ナゲッツの試合は見ていなかったからね。
トレーニングキャンプになると、彼はそれなりにやっていたが、ジョーカーと同じくらいメイソン・プラムリーも良かった。
だから僕は「待ってくれ。なぜメイソン・プラムリーではなくジョーカーが先発するんだ?」という感じさ。
チームメイトたちがこう言っていたのを覚えている。
「彼がパスせずにスコアリングだけに専念すれば、1試合で40得点いけるんだ」とね。
僕は「そんなはずはない」と反応したが、彼らに「シーズンが始まるまで待て」とだけ言われた。
僕はこれまで彼のような人間を見たことがない。
ヨキッチは相変わらずオフシーズン中にセルビアに帰国し、愛馬たちと楽しい時間を過ごしている。
だが、コンディショニングの重要性を理解し、スリム化に成功したという。
ヨキッチ擁するナゲッツがNBAタイトルをかけて戦うのは、第8シードから勝ち上がったマイアミ・ヒート。
もしナゲッツがヒートを下してNBAチャンピオンに輝けば、ヨキッチは例年以上に楽しい夏を送ることだろう。
なお、ヨキッチの今季レギュラーシーズンとNBAプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。
– | RS | PO |
---|---|---|
出場試合数 | 69 | 15 |
平均出場時間 | 33.7 | 38.9 |
平均得点 | 24.5 | 29.9 |
平均リバウンド | 11.8 | 13.3 |
平均アシスト | 9.8 (キャリアハイ) | 10.3 |
平均スティール | 1.3 | 1.1 |
平均ブロック | 0.7 | 0.9 |
平均TO | 3.6 | 3.5 |
FG成功率 | 63.2% (キャリアハイ) | 53.8% |
3P成功率 | 38.3% | 47.4% |
FT成功率 | 82.2% | 78.4% |
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