来年のNBAドラフトにエントリーすると見られている南カリフォルニア大学のブロニー・ジェイムスはこの夏、練習中に一時心停止に陥り、病院に救急搬送された。

幸いにも南カリフォルニア大学のスタッフたちによる迅速な処置の甲斐により一命をとりとめたわけだが、父レブロン・ジェイムスによると、先天性心疾患を患っていることが判明したブロニー・ジェイムスは先日手術を受け、無事成功したという。

それと同時に、レブロン・ジェイムスはNBA2023-24シーズンを息子ブロニー・ジェイムスのためのシーズンとすることを決意したようだ。

ジェイムスはブロニー・ジェイムスについて次のようにコメント。lakersnation.comが伝えている。

家族以上に大切なものは何もない。

僕はこのシーズンをブロニーに捧げるつもりだ。

この夏にあの出来事があったからね。

彼がどれほど大変な思いをしているのかは、僕には想像することしかできない。

だが、天にいる人々は間違いなく僕たちにたくさんの力を与えてくれた。

ブロニーにも回復の力を与えてくれた。

彼が懸命に取り組み、元気良く過ごしていることを考えると、彼が今の状態にあるのは素晴らしいことだ。

USCのトレーニングスタッフとコーチングスタッフの皆に最大限の賛辞を送りたい。

あの問題が起こった時、彼らは迅速に対処してくれた。

一瞬の時間も無駄にせず、僕たちの息子を必死にケアしてくれた。

メディカルセンターにも感謝している。

ミネソタのロチェスターにあるメイヨークリニック、彼の回復に携わってくれた人々の働きも素晴らしかった。

ブロニー・ジェイムスがバスケットボール活動にいつ復帰できるかは分からない。

現在は大学で学業に励んでいるというが、父レブロン・ジェイムスの活躍はブロニー・ジェイムスにモチベーションを与え、ブロニー・ジェイムスの努力はレブロン・ジェイムスに勇気を与えることだろう。