元NBA選手のチャンドラー・パーソンズがルカ・ドンチッチのプレイスタイルに疑問「チームメイトとしては少し疲れる」
ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチは、MVPレース常連のスーパースターのひとりだ。
まだ25歳と若いドンチッチはNBAを代表するスーパースターのひとりとしてこれから長く活躍するだろう。
だが、元NBA選手のチャンドラー・パーソンズは、ドンチッチのプレイスタイルでNBAタイトルを獲得するのは難しいと感じているのかもしれない。
パーソンズによると、ドンチッチのアイソレーションオフェンスは他のチームメイトたちを疲弊させる可能性があるという。パーソンズのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
彼は素晴らしい才能の持ち主だと思う。
文字通り、(ニコラ・)ヨキッチのガードバージョンだ。
どんなことでもできる。
だが、チームメイトとしては少し疲れてしまうんじゃないかな。
何度も何度も同じプレイを見せられるのだからね。
それで勝てなければ、その疲れはますます大きくなってしまうだろう。
「他のやり方を試してみないか?」、「僕にもボールを持たせてもらえないか?」となるだろう。
間違いなく不満が溜まるだろうね。
ドンチッチは毎年MVPレベルのスタッツを残している。
一方、1試合あたりの平均ポゼッション数8.6回はNBAトップであり、1試合あたりの合計ボールタッチ数92.2回はニコラ・ヨキッチとドマンタス・サボニスに次ぐNBA3位だという。
ドンチッチは流れの中でプレイするのではなく、一旦動きが止まってからアイソレーションオフェンスを仕掛けるケースがほとんどであるため、指揮官のジェイソン・キッドHCは流れの中でスコアリングに結びつける方法を見つけ出さなければならないのかもしれない。
なお、ドンチッチの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 55 | 385 |
MP | 37.6 | 34.8 |
PTS | 34.6 (キャリアハイ) | 28.6 |
TRB | 9.0 | 8.6 |
AST | 9.8 (キャリアハイ) | 8.2 |
STL | 1.4 (キャリアハイタイ) | 1.2 |
TO | 3.9 | 4.0 |
FG% | 49.6% (キャリアハイタイ) | 47.1% |
3P% | 38.2% (キャリアハイ) | 34.6% |
FT% | 78.6% | 74.6% |