スーパースター不在のシカゴ・ブルズは若手を中心にロスターを構成し、古豪復活を目指している。

その中心となるのは、ベテランの域に達しつつあるザック・ラビーンと、キャリア3年目を迎えているラウリ・マルケネンだろう。

ブルズのオフェンスはまだ安定しておらず、ラビーンとマルケネンには安定したパフォーマンスも求められるであろうが、ラビーンはマルケネンとのコンビに自身を持っているのかもしれない。

マルケネンとのデュオについて、ラビーンは次のようにコメント。NBC Sports Chicagoが伝えている。

「最高の組み合わせだと思う。俺たちはもっと安定しなきゃいけないし、同時にコートにいる時は支配力を発揮しなきゃいけない」

「俺たちはシューティング、スコアリングするための身体能力を持つダイナミックなデュオになれる。それを分かってる。それをゲームで見せなきゃいけない。昨季は何度かそういうシーンがあった。ただ、俺たちはもっと安定しなきゃいけないんだ」

今季、ラビーンはいつも通りのパフォーマンスを見せているが、マルケネンはアウトサイドショットに苦しんでいる。

ルーキーシーズンの3P成功率は36.2％、昨季は36.1％と高い数字を残したものの、今季は10試合を終えた時点で27.9％だ。

マルケネンがショットタッチを取り戻せば、ラビーンのドライブもより容易になるであろう。

つまり、ブルズ復権の鍵を握るのはマルケネンなのかもしれない。