ジョージ・カール「デマーカス・カズンズから学んだのはセンターがベスト選手だとチームは上昇しない」
デマーカス・カズンズがサクラメント・キングスのエースだった時、ジョージ・カールはキングスを指揮し、プレイオフ復帰を目指していた。
だが、カールが「全員がトレード対象になり得る」と発言したことがきっかけとなり、カールとカズンズの関係は悪化。
その後、結果を残せなかったカールはキングスから解雇され、カズンズもその半年後にトレードされたわけだが、カールによると、カズンズから学んだことがひとつあったという。
カールは当時を振り返り、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
デマーカスが私に教えてくれたこと。
私はアンチセンター派ではないよ。
なぜなら、バスケットボールにおいてビッグマンは必要だと思っているからね。
ただ、オン・ザ・コートのベストプレイヤーがセンターである場合、チームを上昇させるのは難しいということに気付いたんだ。
デマーカスと一緒に働いた1年目のことを覚えているよ。
彼はオン・ザ・コートでベストプレイヤーだったが、我々は勝てなかった。
コートに最高の選手がいる場合、そのチームにはチャンスがあるし、勝たなければならないと思う。
私はいつもラマーカス・オルドリッジについて言っているし、ミネソタの若者(カール・アンソニー・タウンズ)について言っているし、アンソニー・デイビスについて言っている。
うまくプレイするビッグマンは今でも必要さ。
それと同時に、ガード、ペースメイカー、3Pシューティングがゲームをより引き上げるんだ。
ビッグマンがガードプレイヤーのようにボールをドリブルで運び、そのままシュートまで持っていくことはほとんどない。
ポストアップもしくはピック&ロールでボールをもらう、そしてリバウンドを奪う働きが求められているため、ボールポゼッションは他のポジションのプレイヤーほど多くない。
その意味でもカールの指摘は的を射ていると言えるかもしれない。
なお、カールはキングスのヘッドコーチに就任した後、カズンズに積極的に3Pショットを撃たせていた。
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