ラメロ・ボールがプーマとの契約について「違う道を選びたかった」
2020年NBAドラフト上位指名候補のラメロ・ボールは先日、大手スポーツブランドのプーマとシューズ契約を結んだ。
父ラバー・ボールが設立したビッグボーラーブランドではなく、またナイキやアディダスといった世界的ブランドでもなく、NBAではまだ少数派のプーマを選んだラメロ・ボール。
では、なぜラメロ・ボールはプーマとの契約を選択したのだろうか?
ラメロ・ボールはプーマとの契約について次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
僕の成功のために違う道を選びたかった。
なぜなら、それが僕を定義するからね。
僕のことをミステリアスに思っている人もいるだろうし、「彼はここの出身ではない」と思っている人もいるだろう。
僕もそれに同意しなければならないかもしれない。
僕は人と違うことが好きな人間だし、自分自身を唯一の存在と考えているんだ。
父ラバー・ボールのビッグボーラーブランドは、かつて長男ロンゾ・ボールのシグネチャーシューズを大手アパレルブランド並みの約5万円、次男リアンジェロ・ボールのシグネチャーシューズを約4万円というバスケットボールシューズとしては超高額で販売していた。
だが、ビッグボーラーブランドが軌道に乗ることはなく、シューズの機能を酷評された挙げ句、長男ロンゾ・ボールは内部の裏切り行為によりビッグボーラーブランドと決別した。
三男ラメロ・ボールとしては、父ラバー・ボールのイメージを切り離したかったのかもしれない。
プーマはダニー・グリーンやルディ・ゲイ、テリー・ロジール、カイル・クーズマ、マイケル・ポーターJr、ディアンドレ・エイトンなどとシューズ契約を結び、NBAにおいて勢力を強めつつある。
ラメロ・ボールがNBAを代表するスーパースターに成長すれば、ボールはプーマの顔になるとともに、NBAにおけるプーマの人気度もアップするだろう。
なお、ビッグボーラーブランドは現在、ロンゾ・ボールのモデルを約1万9000円、リアンジェロ・ボールのモデルを約2万円で販売している。
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