ギルバート・アリーナス「スティーブ・ブレイクにパンチされた」
元NBAプレイヤーのスティーブ・ブレイクは、2003年のNBAドラフト38位でワシントン・ウィザーズに入団した。
ブレイクは激しい闘争心を持つプレイヤーとしても知られており、数々のNBAプレイヤーたちとタフなバトルを繰り広げたが、ギルバート・アリーナスもブレイクの洗礼を受けたようだ。
ゴールデンステイト・ウォリアーズからウィザーズに移籍してすぐ、アリーナスはブレイクと練習中に喧嘩し、パンチを見舞われたという。
アリーナスは当時を振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
練習での出来事だった。
僕がスティーブ・ブレイクにエルボーを見舞うと、彼は僕に向かって腕を振り回してきたんだ。
僕は「ちょっと待てよ。マジか?ホワイトボーイが僕に向かってパンチするのか?それがここのやり方なのか?」という感じだったよ。
僕たちはフロアに転がり、レスリングのような状態になった。
そして練習は終わった。
彼は「ヘイ、リーガルシーフードに食べに行かないか?」と言ってきた。
僕は「何のためにそんなことを言っているんだ?そんなふうに僕に話しかけないでくれ」という感じだったのだが、彼は「リーガルシーフードに行くぞ。僕に奢らせてくれ。あの件は終わりだ」と返してきたんだ。
それがコートの外での彼さ。
コートの上では別人になるんだ。
一緒にリーガルシーフードに行き、プレイについて話をした。
パンチのことは話さなかったし、喧嘩したことも話さなかったよ。
SNSが浸透した今であれば、ブレイクのパンチはまたたく間に拡散され、批判を浴びていただろう。
だが、SNSがなかった当時のNBAはこういったことが頻繁にあり、喧嘩で絆を深めることも多々あったのかもしれない。
いずれにせよ、アリーナスにとっては強烈な出来事だっただけに、彼は永遠に語り継ぐことになりそうだ。
コメントを残す