カーメロ・アンソニーがベンチ起用について「深呼吸しなければならなかった」
元オールスターフォワードのカーメロ・アンソニーは先日、ポートランド・トレイルブレイザーズとの再契約に合意した。
昨季はスターターとしてデイミアン・リラードとCJ・マッコラムをサポートしたアンソニーだが、新たな契約にはベンチプレイヤーの役割が含まれているという。
アンソニーはかねてからスターターとしてのプレイを希望していたため、ベンチの役割を受け入れるのは簡単ではなかったようだ。
アンソニーはベンチプレイヤーとしての起用について次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
僕は(ベンチプレイヤーの役割を)潔く受け入れなければならなかった。
ここに戻って来る過程において、何度か話し合った。
双方とも率直に、透明性をもって話をした。
僕はその状況に満足していた。
彼らは僕を主力として見ていると知らせてくれたんだ。
スターターではないことが難しいことではないと言うなら、そうだね。
だが、深呼吸しなければならなかった。
うまくいくだろう。
僕たち全員が同じページにいる限り、生産性がある限り、うまくいくはずさ。
ブレイザーズはこのオフシーズン中のトレードでロバート・コビントンを獲得。
またデリック・ジョーンズJrと契約したうえ、ロドニー・フッドも復帰する見込みであるため、36歳のアンソニーの出場時間は減少するだろう。
NBAキャリアを通して初めてベンチの役割を受け入れるアンソニーにとって、2020-21シーズンは転換の年となりそうだ。
なお、アンソニーの昨季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2019-20 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 58 | 1122 |
平均出場時間 | 32.8 | 35.7 |
平均得点 | 15.4 | 23.6 |
平均リバウンド | 6.3 | 6.5 |
平均アシスト | 1.5 | 2.9 |
平均スティール | 0.8 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 1.7 | 2.6 |
FG成功率 | 43.0% | 44.8% |
3P成功率 | 38.5% | 34.8% |
フリースロー成功率 | 84.5% | 81.2% |
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