後半に失速したザック・ラビーン「50得点はいけたかもしれない」
NBAキャリア7年目のザック・ラビーンは現地3日のダラス・マーベリックス戦で39得点、6リバウンド、5アシスト、3スティールを記録し、シカゴ・ブルズを勝利に導いた。
この日のラビーンは第1Qからフルスロットルでプレイし、前半だけで29得点を記録。
そのペースを維持できれば50得点も期待できたが、後半に入ると失速し、39得点で試合を終えた。
ラビーンはなぜ後半で10得点と失速してしまったのだろうか?
ラビーンによると、後半の失速はガス欠になったからではなく、ブルズの勝利のためだったという。ラビーンのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
僕の今季のモチベーションは勝利することだ。
やらなければならないことはなんでもやる。
リバウンド、ディフェンス、アシスト、スティール、スコアリング。
チームの勝利を助けるためなら何でもやるよ。
今夜のように毎回シュートを撃っていたら、たぶん50得点はいけただろうね。
だが、僕は試合に勝つことを狙ったんだ。
それが重要なことだ。
もし僕がやらなければならないなら、50得点をあげる時が来るだろう。
だが、僕は僕の得点だけを見ていなかった。
チームの得点を見ていたし、僕たちが勝つのを助けるように努力していたんだ。
ブルズは現地1日、ミルウォーキー・バックスに30点差の大敗を喫した。
悪いイメージを払拭するためにも、勝利への強い意欲を持ってマブス戦に臨んだことだろう。
なお、今季からブルズを指揮しているビリー・ドノバンHCによると、ラビーンには常にこう話しているという。
いつも彼には言っているが、シュートを撃つだけではダメ。
バスケットボールのプレイをしなければならない。
ディフェンスを読まなければならないんだ。
NBAプレイオフ復帰を目指すブルズとしてはこの勢いを持続させ、勝ち星を積み重ねたいところだろう。
それはラビーンの出来次第と言えそうだ。
なお、ラビーンの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 7 | 360 |
平均出場時間 | 32.6 | 30.8 |
平均得点 | 24.6 | 17.8 |
平均リバウンド | 4.7 | 3.6 |
平均アシスト | 3.7 | 3.6 |
平均スティール | 1.7 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 4.3 | 2.6 |
FG成功率 | 46.1% | 44.7% |
3P成功率 | 30.2% | 37.3% |
フリースロー成功率 | 88.4% | 82.1% |
コメントを残す