リック・カーライルHC「ヤニス・アンテトクンポのような選手はNBA史上見たことがない」

ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポは、サイズと機動力、フィジカルの強さを兼ね備えたNBAを代表するスーパースターのひとりだ。
今季もFG成功率50%以上を記録し、MVP候補に挙がっているアンテトクンポはNBAキャリアを通して豪快なダンクや強烈なドライブを繰り広げてきたため、多くのNBAファンはアンテトクンポのパフォーマンスに驚かなくなったかもしれない。
だが、ダラス・マーベリックスを指揮するリック・カーライルHCは、アンテトクンポと対峙して改めて彼の偉大さに気付かされたようだ。
カーライルHCはバックスと対戦した後、アンテトクンポについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
彼は本当にユニークなプレイヤーだ。
彼のようなプレイヤーはゲーム史上見たことがない。
彼がフルコートでやっていることは、186cmくらいのプレイヤーがやることだ。
どのポジションでもディフェンスできる。
私に言えるのは、彼はただ素晴らしいということだけだ。
アンテトクンポはスモールフォワードのポジションでNBAデビューした。
だが、当時バックスを指揮したジェイソン・キッドはアンテトクンポに可能性を感じ、ポイントガードのポジションでも起用。
アンテトクンポがどのポジションでもこなせるようになったのは、キッドの功績とも言えるかもしれない。
まだ26歳と若く、これから全盛期を迎えるであろうアンテトクンポ。
バスケットボールに謙虚に向き合い、努力を怠らないアンテトクンポはどこまで成長していくのだろうか?
なお、アンテトクンポの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
| – | 今季スタッツ | NBAキャリア |
|---|---|---|
| 出場試合数 | 12 | 540 |
| 平均出場時間 | 31.1 | 32.4 |
| 平均得点 | 26.6 | 20.2 |
| 平均リバウンド | 10.0 | 8.9 |
| 平均アシスト | 5.2 | 4.3 |
| 平均スティール | 1.2 | 1.2 |
| 平均ブロックショット | 1.2 | 1.3 |
| 平均ターンオーバー | 3.7 | 2.8 |
| FG成功率 | 53.5% | 52.7% |
| 3P成功率 | 30.5% | 28.5% |
| フリースロー成功率 | 57.5% | 71.7% |



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