ノーマン・パウエル「ラプターズの選手たちと遭遇してトレードが現実だと実感した」
NBAキャリア6年目のノーマン・パウエルは、先日のトレードでトロント・ラプターズからポートランド・トレイルブレイザーズに移籍した。
トレード後最初に対戦したのは偶然にもラプターズであり、ティップオフの際に間違えてラプターズサイドに立ってしまったシーンが話題になったパウエル。
パウエルによると、トレードされた後もラプターズの一員である感覚がしばらく抜けなかったという。
パウエルはトレード後を振り返り、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
まだ自分の家があった。
いつものルートを車で通り、検査を受けるホテルに向かった。
だが、ラプターズの検査会場である左側ではなく、ロードチームの検査が行われる右側に行かなければならなかった。
レベル3ではなく、チームミーティング会場のレベル3に行かなければならなかった。
そういったちょっとしたことがあったんだ。
奇妙な感じだったよ。
僕はわざと少し遅れて行ったんだ。
(ラプターズの)関係者に遭遇したり、多くの感情を経験しなくて済むようにね。
だが、当然ながらその手はうまくいかなかった。
僕が到着してから数分後にラプターズのメンバーが次々と集まってきたんだ。
その時に思い知ったよ。
これが現実なんだ、これが本当のさよならなんだとね。
NBAキャリア5年半をラプターズの一員として過ごし、NBAチャンピオンという最高の経験もしたパウエル。
トレードからまだ10日程度しか経っていないため、今でもふとした瞬間にラプターズでの時間を思い出しているだろう。
パウエルのはブレイザーズを新たなホームとすべく、さらなる活躍を期待したい。
コメントを残す