スティーブン・サイラスHC「ケビン・ポーターJrの実力はまだ分からない」
NBAキャリア2年目を迎えているヒューストン・ロケッツのケビン・ポーターJrは、先日のミルウォーキー・バックス戦で50得点、11アシストを驚異的なパフォーマンスを見せた。
史上最年少で50得点以上、11アシスト以上を記録したポーターJrだが、バックス戦の前のミネソタ・ティンバーウルブズ戦では10得点(FG成功率25.0%)、バックス戦の後のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦では16得点(FG成功率25.0%)と、パフォーマンスには波がある。
そのため、ロケッツを指揮するスティーブン・サイラスHCは、ポーターJrの真の実力を図りきれずにいるのかもしれない。
サイラスHCはポーターJrについて以下のようにコメントしたという。hoopsrumors.comが伝えている。
彼がどれほどの実力を持っているのか、もしくは持っていないのか、我々にはまだ分からない。
ミネソタ戦とミルウォーキー戦、どちらにも焦点を当てたくない。
フォーカスしたいのは、その中間だ。
彼はひどいゲームをしてから、素晴らしいゲームをした。
NBAのシーズンにおいて、それではだめだ。
感情や評価に左右されることがあってはならない。
おそらくポーターJr自身もそれを理解しているだろう。
とはいえ、偉大なNBA記録を樹立したのは間違いなく、ポーターJrとしてはこれをきっかけにNBAキャリアを飛躍させたところだ。
レギュラーシーズンが残り少なくなった中、ポーターJrはさらなる成長のきっかけを掴むことができるだろうか?
なお、ポーターJrの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 24 | 74 |
平均出場時間 | 32.3 | 26.2 |
平均得点 | 16.7 | 12.1 |
平均リバウンド | 3.8 | 3.4 |
平均アシスト | 6.4 | 3.5 |
平均スティール | 0.8 | 0.9 |
平均ターンオーバー | 3.5 | 2.4 |
FG成功率 | 42.2% | 43.3% |
3P成功率 | 31.6% | 32.6% |
フリースロー成功率 | 77.4% | 74.6% |
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