ザック・ラビーン「これがビジネスだということは理解している」
NBAオールスターに初選出されたザック・ラビーン擁するシカゴ・ブルズには、2016-17シーズン以来となるNBAプレイオフ進出の期待がかかっていた。
シーズン中のトレードでNBAオールスタービッグマンのニコラ・ブーチェビッチを獲得し、NBAプレイオフ進出に向けて弾みをつけたかったブルズ。
だが、シーズン終盤にラビーンがNBAの健康と安全プロトコルにより離脱を余儀なくされ、プレイイントーナメントにも出場することができなかった。
そんな中、ラビーンが今季を振り返った。
ラビーンによると、今季は素晴らしいシーズンであったのと同時にフラストレーションも感じたという。ラビーンのコメントをThe Chicago Tribuneが伝えている。
僕たちはトレードによって間違いなく良いチームになった。
それについてはすごく満足している。
僕はここシカゴが大好きだ。
ただ、これはバスケットボールのビジネスであり、どんなことでも起こり得る。
僕は何が起きても対処できるように準備しているよ。
遠い未来のことは考えないようにしている。
ストレスは感じていない。
自分のゲームを改善することに集中しているが、また達成していないことについては気にしている。
つまり、勝利だ。
今季は素晴らしかった。
だが、それと同時にフラストレーションが溜まるシーズンでもあった。
ラビーンはすでに来季を見据えており、オフシーズン中は若手のパトリック・ウィリアムスやコービー・ホワイトなどと一緒にワークアウトに励む予定だという。
ラビーンは延長契約を結ばなければ、来季終了後に完全FAになる。
ブルズとしては来季確かな結果を残し、ラビーンが他チーム移籍に関心を持たないようにしたいところだろう。
なお、ブルズはFA市場やトレードで積極的にロスターを補強し、NBAプレイオフ進出を目指すと見られている。
ラビーンの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りだ。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 58 | 411 |
平均出場時間 | 35.1 | 31.4 |
平均得点 | 27.4 (キャリアハイ) | 19.1 |
平均リバウンド | 5.0 (キャリアハイ) | 3.8 |
平均アシスト | 4.9 (キャリアハイ) | 3.8 |
平均スティール | 0.8 | 0.9 |
平均ターンオーバー | 3.5 | 2.7 |
FG成功率 | 50.7% (キャリアハイ) | 45.8% |
3P成功率 | 41.9% (キャリアハイ) | 38.5% |
フリースロー成功率 | 84.9% (キャリアハイ) | 82.4% |
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