シーズン途中のトレードでマイアミ・ヒートに移籍した元NBAオールスター、ビクター・オラディポは、ヒートの一員として4試合に出場した時点で大腿四頭筋腱を断裂し、その後のシーズン全休を余儀なくされた。

オラディポは復帰に向けてリハビリに取り組んでいるというが、年内のNBAゲーム復帰は難しいのかもしれない。

hoopsrumors.comによると、オラディポがフルコンタクトのバスケットボール活動を再開できるのは早くて11月であり、NBAゲームに復帰できるのは12月中旬から2月上旬の間になる可能性が高いという。

オラディポはこの夏に完全FAになる。

ヒートはオラディポとの再契約を検討しているというが、オラディポの怪我の歴史を懸念し、大型契約はオファーしない見込みだ。

一方、オラディポ陣営は希望する契約を手にできないならNBA2021-22シーズンを全休し、健康を100％の状態に戻すことに専念すると噂されている。

つまり、オラディポのNBAゲーム復帰は2022-23シーズンになる可能性があるわけだが、長い離脱が次の契約に影響を及ぼすのは間違いないだろう。

なお、オラディポの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。

–	今季スタッツ	NBAキャリア
所属チーム	インディアナ・ペイサーズ ヒューストン・ロケッツ マイアミ・ヒート	オーランド・マジック オクラホマシティ・サンダー インディアナ・ペイサーズ ヒューストン・ロケッツ マイアミ・ヒート
出場試合数	33	454
平均出場時間	32.7	33.0
平均得点	19.8	17.5
平均リバウンド	4.8	4.6
平均アシスト	4.6	4.0
平均スティール	1.4	1.6
平均ターンオーバー	2.5	2.6
FG成功率	40.8％	43.8％
3P成功率	32.6％	34.7％
フリースロー成功率	75.4％	79.1％