ベン・シモンズは今もネクスト・レブロン・ジェイムス?
NBAキャリア4年目を終えたフィラデルフィア・セブンティシクサーズのベン・シモンズは、NBAトップレベルのディフェンスとプレイメイク能力を持つ選手だ。
サイズと身体能力に恵まれていることから、NBAを代表するスーパースターのレブロン・ジェイムスとたびたび比較され、「ネクスト・レブロン・ジェイムス」と呼ばれることも少なくない。
だが、シモンズは今季のNBAプレイオフでシューティングの問題が露呈してしまい、シクサーズファンから強烈にバッシングされてしまった。
それでもNBAで働く人々はシモンズの能力を疑っていないのかもしれない。
lakersdaily.comによると、NBAで働く幹部はシモンズのサイズと身体能力を高く評価しており、その点においてはジェイムスと比べても遜色ないと考えているという。
シモンズは確かにシクサーズの勝利に貢献することができなかった。
だが、サイズと身体能力を持ち合わせたNBA選手はそう多くなく、またシモンズはまだ25歳と若い。
ジェイムスより10歳以上若く、これからますます成長していくのは間違いないだろう。
東京オリンピック出場を辞退し、この夏を通してシューティング練習に取り組むというシモンズ。
数年後にはより欠点が少ないNBAスーパースターとなり、シモンズブランドを構築していることを期待したい。
なお、シモンズの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 58 | 275 |
平均出場時間 | 32.4 | 33.9 |
平均得点 | 14.3 (キャリアワースト) | 15.9 |
平均リバウンド | 7.2 (キャリアワースト) | 8.1 |
平均アシスト | 6.9 (キャリアワースト) | 7.7 |
平均スティール | 1.6 | 1.7 |
平均ブロックショット | 0.6 (キャリアワーストタイ) | 0.7 |
平均ターンオーバー | 3.0 | 3.4 |
FG成功率 | 55.7% | 56.0% |
3P成功率 | 30.0% (キャリアハイ) | 14.7% |
フリースロー成功率 | 61.3% | 59.7% |
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