カイリー・アービングがナシール・リトルのダイブに「バッドプレイ」
ブルックリン・ネッツのNBAオールスターガード、カイリー・アービングが、現地10日に行われたポートランド・トレイルブレイザーズ戦で今季2試合目の出場を果たした。
試合はブレイザーズが勝利したわけだが、試合の内容だけでなく、ブレイザーズのナシール・リトルのプレイに話題が集まっている。
リトルはルーズボールを追うため、アービングの背後からボールに向かってダイブ。
足をすくわれたアービングは痛みで顔を歪め、しばらくその場から立ち上がらなかった。
このプレイについて、アービングが言及した模様。
アービングによると、リトルのダイブは「バッドプレイ」だったという。アービングのコメントをlarrybrownsports.comが伝えている。
バッドプレイのひとつだ。
僕はただコースから外に出そうとしていた。
彼はボールから離れていたから、ダイブする必要はなかったんじゃないかな。
僕はレフェリーにこう要求したんだ。
「君たちはコートにいる選手たちを守らなければならない」とね。
ナシールがボールを奪いたかったのは分かる。
だが、あれはバッドプレイだ。
バスケットボールにおいて、あれはグッドプレイではない。
僕たちのゲームにおいて、あのようなプレイはすべきではない。
ナシールの意図は分かる。
だが、避けることができたはずだ。
アービングはこのプレイにより左足首を痛め、明日のシカゴ・ブルズ戦のステータスは「クエスチョナブル」となった。
ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスは昨季、ルーズボールの際にダイブしてきたソロモン・ヒルと接触して足首を負傷すると、長期離脱を余儀なくされた。
リトルのダイブはそれを思い起こさせるようなプレイだったが、アービングに大きな怪我がなかったのは不幸中の幸いだろう。
なお、元NBA選手のJJ・レディックはリトルのダイブについて「ダーティープレイではない」とし、リトルはダーティープレイという批判について以下のように反論している。
僕は誰かを意図的に怪我させるようなことは絶対にしない。
僕はカイリーを最大限リスペクトしている。
だが、これがバッドプレイだと思うなら、君たち全員の妄想さ。
同じ場面があれば、僕はまたやるだろう。
君たちの議論は、僕にとってはどうでもいいことだ。
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