ニックスファンがジュリアス・ランドルから退場させられる?
昨季NBAオールスターに選出されたジュリアス・ランドルには、リーダーとしてニューヨーク・ニックスを牽引する働きが求められている。
だが、今季は精彩を欠き、ランドルのリーダーシップを疑い始めているニックスファンも少なくない。
そんな中、あるニックスファンがランドルに厳しい言葉を放った後にアリーナから退場させられたことを告白した。
先週行われたマイアミ・ヒートとのロードゲームをニックスのベンチ裏の席でガールフレンドと一緒に観戦していたというディラン・レイニーは、退場処分について次のようにコメントしたという。nydailynews.comが伝えている。
僕は彼(ランドル)にこう言ったんだ。
「君は1億1800万ドルの契約を手にしたのに、ファンに親指を下げるのか?冗談だろ?」とね。
彼はその後ニックスのセキュリティを呼び、僕は(ヒートの)アリーナから警告書を渡された。
だから第4Q途中まで黙っていたのだが、彼が目の前に座っていた時に、「ヘイ、君は今(プラスマイナスで)マイナス34だ。分かっているよな?」と言った。
彼は僕のほうを見て、明らかに威嚇しようとしていた。
すると彼はセキュリティを呼び、僕は退場さ。
不動産関連の仕事をしているという29歳のレイニーはアリーナから退場させられると、警察に護送されたという。
傷ついたよ。
家に帰り着くと、本当に本当に動揺した。
そして疑問を感じた。
「なぜ僕はこんなことをしているんだ?なぜファンをケアしないチームと選手たちをサポートしているんだ?彼らは僕を試合から締め出した。なぜ僕とはまったく関係ないことに僕の時間とエネルギー、感情を捧げているのか?」とね。
これは若く、忠実なニックスファンからのメッセージであり、フロントオフィスはしっかり受け止めなければならない。
恥ずべきパフォーマンスをしているのもそうだが、僕のようにチームをサポートし、真に忠実なファンをチームの選手が遠征先で締め出すのは受け入れがたいことだ。
フランチャイズの顔になるであろう男がそんなことをするのは受け入れがたい。
レイニーが退場を命じられた後、他のニックスファンは「ニックスファンを失うぞ!」と声をあげていたという。
ニックスはこの件についてのコメントを拒否し、ヒートの広報担当者はレイニーを退場させたことは認めたものの、詳細については明かさなかった模様。
なお、汚い言葉は一切使っていないと主張しているレイニーは以前ニューヨーク州のロングアイランドに住んでいたが、現在は引っ越してフロリダで暮らしていることを明かした。
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