ジョエル・エンビード「ニコラ・ヨキッチはモンスター」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビードとデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチは、今のNBAを代表するスーパースターだ。
昨季に続き今季のMVPレースもエンビードとヨキッチの一騎打ちとなる様相を呈しており、先日のナゲッツ対シクサーズ戦は当然ながら彼らのマッチアップにも注目が集まった。
彼らはこれから長くライバル関係を続けていくことになるだろうが、彼らの間には互いへのリスペクトが常にあるのかもしれない。
エンビードはヨキッチについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
何よりもまず、ヨキッチは素晴らしい。
彼はモンスターだ。
彼とは年に2度しか対戦しないが、彼がどれほど良い選手なのか分かっている。
ビッグマンがリーグを支配していることを僕も嬉しく思うよ。
僕だったり、彼だったり、ヤニス(・アンテトクンポ)だったり。
君たちも分かっていると思うが、海外出身の選手たちが君たち(アメリカ出身選手)を君たちのスポーツで支配しているのを見るのは良いことだ。
僕は昨季、MVPにふさわしいプレイをしていた。
どちらに転んでもおかしくなかった。
もし僕が健康を維持していたら、どちらに転んでもおかしくなかった。
だが、彼が選出されて僕も嬉しかった。
昨季と比べ、今季の僕は自分のゲームのレベルをさらなる高みに引き上げたと思っている。
昨季は健康を維持できず、打ちのめされてしまった。
今季については、これ以上ない状態だ。
生産性はより高くなり、健康を維持している。
僕たち(シクサーズ)にはたくさんのドラマがあった。
多くのチームに言えることだが、状況を全体的に見ると、ものすごく疲弊した。
あれを切り抜けるのは大変だったんだ。
先日の試合中にエンビードが腰からコートに落ちた時、ヨキッチが頭を抱えるシーンがあった。
おそらくヨキッチもエンビードとの戦いを楽しみ、リスペクトしているからこそ、自然と頭を抱えたのだろう。
彼らがNBAファイナルという最高の舞台で戦い、雌雄を決する日が来るのを楽しみにしたい。
なお、今季のエンビードとヨキッチのスタッツは以下の通りとなっている。
– | J・エンビード | J・ヨキッチ |
---|---|---|
出場試合数 | 55 | 62 |
平均出場時間 | 33.3 | 33.1 |
平均得点 | 29.9 (キャリアハイ) | 26.0 |
平均リバウンド | 11.3 | 13.8 (キャリアハイ) |
平均アシスト | 4.3 (キャリアハイ) | 8.1 |
平均スティール | 1.1 (キャリアハイ) | 1.4 (キャリアハイタイ) |
平均ブロックショット | 1.5 | 0.8 (キャリアハイタイ) |
平均ターンオーバー | 3.0 | 3.8 |
FG成功率 | 48.5% | 57.2% |
3P成功率 | 36.6% | 34.9% |
フリースロー成功率 | 82.2% | 80.4% |
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