ジョエル・エンビード「なぜ僕はディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーでリスペクトされない?」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスター、ジョエル・エンビードは、今季のMVPとスコアリングチャンピオンの最有力のひとりだ。
ここ最近のパフォーマンスによりこれらの賞から若干遠ざかってしまたものの、それでも最有力候補のひとりであることに変わりはない。
だが、エンビードによると、人々はもっとエンビードのディフェンスを評価すべきだという。
エンビードはディフェンスについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
なぜ僕はディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーでリスペクトされないんだ?
その理由は僕のゲームがオフェンシブゲームだからじゃないかな。
だから、人々は僕のディフェンス面を忘れてしまっているのだと思う。
僕のキャリア1年目もしくは2年目は、ディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーのトップ3に入っていたと思うよ。
だが、それは僕がディフェンスについて声を上げていたからだ。
当時の僕はすべてブロックを狙い、専念していたんだ。
今の僕はその点に関してスマートになったということさ。
オフェンスとディフェンス両面で常に高い評価を受けているのは、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポだ。
だが、エンビードがコートに立っている時のシクサーズはNBAトップ10のディフェンシブレーティングを記録しているという。
今季のディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーのレースは混戦を極めている中、残念ながらエンビードは有力候補に挙がっていないが、来季はアンテトクンポと並んでディフェンス面も評価されることになるだろう。
なお、エンビードのNBAキャリア1年目と2年目の平均スタッツと今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2016-18 | 2021-22 |
---|---|---|
出場試合数 | 94 | 63 |
平均出場時間 | 28.7 | 33.6 |
平均得点 | 22.0 | 30.0 |
平均リバウンド | 9.9 | 11.5 |
平均アシスト | 2.8 | 4.2 |
平均スティール | 0.7 | 1.2 |
平均ブロックショット | 2.0 | 1.4 |
平均ターンオーバー | 3.7 | 3.1 |
FG成功率 | 47.8% | 49.1% |
3P成功率 | 32.7% | 36.5% |
フリースロー成功率 | 77.4% | 81.8% |
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>エンビードがコートに立っている時のシクサーズはNBAトップ10のディフェンシブレーティングを記録しているという。
数字で見るとそうなるんですね。試合を見ていると結構サボっているように見えるんだけど。