ドレイモンド・グリーン「今季のMIPはジャ・モラントではなくジョーダン・プール」
メンフィス・グリズリーズのNBAオールスターガード、ジャ・モラントは、今季のMIP最有力候補のひとりだ。
個人として素晴らしい実績を残しているだけでなく、グリズリーズをウェスタン・カンファレンス2位でのNBAプレイオフ進出に導いたモラントは、MIPにふさわしいと言えるだろう。
だが、ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンによると、MIPの本来の意味を踏まえると、モラントよりジョーダン・プールのほうがMIPにふわさしいという。
グリーンはMIPについて次のようにコメント。larrybrownsports.comが伝えている。
その賞は最も成長したことを意味するのであり、最高のシーズンを送ったという意味ではない。
それはMVPだ。
僕は何度も思う。
ジャ・モラントを軽視しているわけではないが、ジャ・モラントはMVP候補だ。
MIP候補ではない。
ジャ・モラントは昨季もものすごいシーズンを送っていたからね。
リーグを見渡してみると、最も成長したのはジョーダン・プールだ。
言うまでもない。
リストを見てもらえたら、彼らが昨季どんなことをやったのか分かるだろう。
ジョーダンが昨季どんなことをやったのか分かるだろう。
最も成長したのは彼だ。
賞の名前を踏まえて考えるならジョーダンだ。
イージーさ。
モラントは昨季も素晴らしいシーズンを送ったが、今季はNBAオールスターに選出されるなど、さらなる成長を見せている。
一方のプールは昨季と比べて出場機会が激増し、ウォリアーズに欠かせない選手のひとりに成長した。
甲乙つけがたいレースとなりそうだが、果たして今季のMIPはどの選手が受賞するのだろうか?
なお、モラントとプールの昨季と今季のスタッツは以下の通りとなっている。
ジャ・モラント
– | 2020-21 | 2021-22 |
---|---|---|
出場試合数 | 63 | 57 |
平均出場時間 | 32.6 | 33.1 |
平均得点 | 19.1 | 27.4 |
平均リバウンド | 4.0 | 5.7 |
平均アシスト | 7.4 | 6.7 |
平均スティール | 0.9 | 1.2 |
平均ターンオーバー | 3.2 | 3.4 |
FG成功率 | 44.9% | 49.3% |
3P成功率 | 30.3% | 34.4% |
フリースロー成功率 | 72.8% | 76.1% |
ジョーダン・プール
– | 2020-21 | 2021-22 |
---|---|---|
出場試合数 | 51 | 76 |
平均出場時間 | 19.4 | 30.0 |
平均得点 | 12.0 | 18.5 |
平均リバウンド | 1.8 | 3.4 |
平均アシスト | 1.9 | 4.0 |
平均スティール | 0.5 | 0.8 |
平均ターンオーバー | 1.0 | 2.5 |
FG成功率 | 43.2% | 44.8% |
3P成功率 | 35.1% | 36.4% |
フリースロー成功率 | 88.2% | 92.5% |
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プールも12点も取ってたんだな。でもやっぱ趣旨からしたらプールかな。