スコッティ・ピッペンがレイカーズの失敗の要因について「犠牲の精神がなかった」
NBAを代表するスターのレブロン・ジェイムス、アンソニー・デイビス、ラッセル・ウェストブルックを揃えたロサンゼルス・レイカーズには、NBAタイトル奪還の期待がかかっていた。
だが、彼らはケミストリーを構築することができず、NBAプレイオフ進出すら叶わなかった。
レイカーズファンとして育ったNBAレジェンドのスコッティ・ピッペンによると、レイカーズに素晴らしいタレントが揃っていたのは間違いないが、それぞれに犠牲の精神が不足していたという。
ピッペンは今季のレイカーズについて次のように指摘。fadeawayworld.netが伝えている。
今季はただ犠牲の精神がなかったと思う。
すごく才能ある選手たちが揃っていたのは間違いない。
彼らにはゲームをすごく理解している選手が何人かいたし、今もハイレベルでプレイできる選手がいる。
だが、個人個人に犠牲になる精神がほとんどなかったんじゃないかな。
それがシーズンを通して混乱の要因になったと思う。
ピッペンによると、レイカーズにはケミストリーが不足しており、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンのようにチームをまとめるリーダーシップが欠けていたという。
レイカーズのアシスタントコーチを務めるフィル・ハンディは今季開幕前、「紙の上だけではNBAチャンピオンになれない。互いが犠牲を払ってプレイする方法を考えなければならない」と指摘していたというが、来季のレイカーズにはケミストリーや犠牲の精神はもちろん、ディフェンスに重きを置いてプレイしてもらいたいところだ。
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