ヒートのPJ・タッカー離脱に備えたプランとは?
ベテランフォワードのPJ・タッカーは、間もなく完全FAになる。
ヒートはNBA屈指のディフェンダーであるタッカーに再契約をオファーすると見られているが、NBAオールスターのジョエル・エンビードとジェイムス・ハーデン擁するフィラデルフィア・セブンティシクサーズがタッカー獲得に本腰を入れると報じられている。
そのため、ヒートはタッカーと再契約できなかった場合に備え、他のプランをすでに立てているのかもしれない。
hoopsrumors.comによると、ヒートはタッカーと再契約できなかった場合、フェニックス・サンズのジェイ・クラウダー、もしくはインディアナ・ペイサーズのTJ・ウォーレン獲得を狙うという。
クラウダーの契約はあと1年残っている。
だが、サンズはクラウダーをトレードで放出し、見返りを得ることを望んでいると噂されている。
クラウダーにはボストン・セルティックスも関心を持っていると報じられているが、ヒートとしてはディフェンスに定評あるクラウダー獲得レースを制し、ディフェンス力の低下を免れたいところだろう。
一方、ウォーレンはスコアリングに定評あるNBA選手だが、怪我の影響によりここ2シーズンでわずか4試合の出場にとどまっている。
ヒートとしてはクラウダーを獲得したいところだろうが、まずはタッカーの動向に注目したい。
なお、タッカーとクラウダーの昨季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | PJ・タッカー | J・クラウダー |
---|---|---|
出場試合数 | 71 | 67 |
平均出場時間 | 27.9 | 28.1 |
平均得点 | 7.6 | 9.4 |
平均リバウンド | 5.5 | 5.3 |
平均アシスト | 2.1 | 1.9 |
平均スティール | 0.8 (キャリアワーストタイ) | 1.4 |
平均ターンオーバー | 0.9 | 0.8 |
FG成功率 | 48.4% (キャリアハイ) | 39.9% |
3P成功率 | 41.5% (キャリアハイ) | 34.8% |
フリースロー成功率 | 73.8% | 78.9% |
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