NBAオールスターのザック・ラビーンは先日、シカゴ・ブルズと5年のマックス契約で合意した。

FA市場がスタートする前、ラビーンはロサンゼルス・レイカーズやロサンゼルス・クリッパーズへの移籍が噂されたものの、ラビーンは他のNBAチームと交渉することなくブルズと再契約。

ラビーンによると、ブルズはラビーンが要求したすべてを交渉の場に持ってきてくれたという。

ラビーンは契約交渉を振り返り、次のようにコメント。NBC Sports Chicagoが伝えている。

僕はオープンマインドでオフシーズンに入った。

いつもと同じように目標を設定した。

マーク（・エバースリーGM）、AK（アルトゥラス・カルニソバス代表）と面会できた時、彼らは僕が望んでいたすべてを持ってきてくれた。

他のチームを見る理由はなかった。

他を見るのは失礼だと思う。

なぜなら、彼らは僕が要求したすべてを与えてくれたのだからね。

ラビーンとの再契約に成功したブルズは、ロスターにベテランポイントガードのゴーラン・ドラギッチを加えた。

ドラギッチとの契約はロンゾ・ボールが健康を取り戻せなかった時のための保険だというが、経験豊富なドラギッチの存在ははロッカールームにおけるラビーンの負担を軽くするだろう。

ラビーンは最大の目標であるNBAタイトルを獲得すべく、全力でブルズに貢献し続けるに違いない。

なお、ラビーンの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2021-22	NBAキャリア
出場試合数	67	478
平均出場時間	34.7	31.8
平均得点	24.4	19.8
平均リバウンド	4.6	3.9
平均アシスト	4.5	3.9
平均スティール	0.6 （キャリアワースト）	0.9
平均ターンオーバー	2.6	2.7
FG成功率	47.6％	46.1％
3P成功率	38.9％	38.6％
フリースロー成功率	85.3％ （キャリアハイ）	83.0％