ファクンド・カンパッツォ「第一希望はNBAでプレイすること」
2020年にデンバー・ナゲッツの一員としてNBAデビューを飾ったファクンド・カンパッツォは、素晴らしいプレイメイカーのひとりだ。
だが、昨季はシーズンが進むにつれて出場機会が減少すると、NBAプレイオフではわずか平均3.3分間の出場時間にとどまった。
現在FAのカンパッツォにはスペインの強豪チームであるレアル・マドリードからオファーが届いているというが、カンパッツォは回答を保留しているという。
カンパッツォは自身について次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
僕は良い状態の時は(NBAで)戦えることを示したと思う。
彼らが僕に自信を与えてくれ、ローテーションの一部にしてくれた時に示したと思う。
実際に、1年目のプレイオフでは最後の試合を除いてすべて先発出場した。
レギュラーシーズンでも長い出場時間を与えられた。
レアル・マドリードに「ノー」と言っているわけではないよ。
僕が言っているのは、僕の関心とエネルギーはNBAにあるということだ。
第一希望はNBAであり、それが僕のメッセージさ。
僕は自分のことをNBA選手と思っているし、あのレベルでプレイし続けたいんだ。
少し不安を感じることもある。
だが、いまフリーエージェントの男たちも同じように感じているんじゃないかな。
皆にとって普通とは違う状況だ。
僕も不安で眠れなくなることがある。
だが、普段は冷静でいようとしている。
これは僕にコントロールできることではない。
「君は今どうなっているの?どこでプレイするの?」と訊かれた時は、僕の中で不安が勝ってしまう。
なぜなら、この先どうなるのか想像し、考えてしまうからね。
ただ、僕はアクティブにトレーニングしているし、いろんな場所に移動しているから、考えずに済んでいるのだと思うよ。
カンパッツォはアルゼンチン代表として今月末のFIBAワールドカップと来月のアメリカップに出場する予定だ。
カンパッツォによると、それまでには少なくともトレーニングキャンプ契約を決めたいという。
果たしてカンパッツォにオファーを出すNBAチームは現れるだろうか?
なお、カンパッツォの2020-21シーズンと昨季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2020-21 | 2021-22 |
---|---|---|
出場試合数 | 65 | 65 |
平均出場時間 | 21.9 | 18.2 |
平均得点 | 6.1 | 5.1 |
平均リバウンド | 2.1 | 1.8 |
平均アシスト | 3.6 | 3.4 |
平均スティール | 1.2 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 1.1 | 1.0 |
FG成功率 | 38.1% | 36.1% |
3P成功率 | 35.2% | 30.1% |
フリースロー成功率 | 87.9% | 76.9% |
コメントを残す