NBAオールスターポイントガードのカイリー・アービングは先日、ブルックリン・ネッツにトレードを要求し、ダラス・マーベリックスに移籍した。

アービングはチームメイトはもちろん親友ケビン・デュラントにもトレードを要求することを伝えなかったというが、デュラントによると、アービングはネッツにとって最も重要な選手のひとりであったため、アービングが移籍したことによりネッツのアイデンティティが失われてしまったという。

デュラントはアービングのトレードについて次のようにコメント。RealGMが伝えている。

僕は最後までやり遂げられなかったことに動揺した。

僕たちには良い勢いがあると思っていた。

求めていた文化をようやく構築したところだった。

僕たちはすべてのゲームでケミストリーを構築したと思う。

カイリーに何が起こっていたのか、彼と組織の状況がどうなっていたのかは、僕には分からない。

僕はそれに目を向けていなかった。

僕たただコートで仕事をすることに専念していたんだ。

（アービングのトレード）僕たちにとって打撃だった。

僕たちのアイデンティティが奪われてしまった。

彼はものすごく大きな存在だった。

僕たちがやっていることにおいて、大きな一部だった。

彼は殿堂入り選手であり、素晴らしい、素晴らしい選手だ。

コート上ですべてをこなすことができるし、僕たちは彼を頼りにしていたんだ。

彼が抜けると、僕たちには明確なアイデンティティがなくなった。

僕にとって耐え難いことだった。

彼らとシーズンを通して一緒にプレイするのが大好きだ。

彼らはステップアップしていたし、僕が前にいたチームではやっていなかったようなことをやっていた。

だからすべてが楽しかったんだ。

（ネッツで）シーズンを終えることができないのは辛かった。

だが、僕はできるだけ早く前に進み、自分自身のためになることを見つけようとした。

復帰に向けてリハビリに専念しようとした。

すべてがあっという間だったが、このような形でうまくいって良かったよ。

アービングがトレードを要求したすぐ後にデュラントもトレードを要求し、フェニックス・サンズに移籍した。

デュラントはネッツでは成し遂げることができなかったNBAタイトル獲得に向け、新たな相棒となったクリス・ポールとデビン・ブッカーと共にサンズを牽引することだろう。