ブルックリン・ネッツのベン・シモンズは現地21日のトロント・ラプターズ戦で6得点、10リバウンド、8アシスト、2ブロックショットを記録し、ネッツの今季初勝利に貢献した。

それでもシモンズに対する批判は止まず、ヘイターたちはシモンズの悪いところを見つけてバッシングしているというが、子どもたちもシモンズをもはやNBAスターとして見ていないのかもしれない。

元NBAオールスターフォワードのカーメロ・アンソニーは昨年、息子がシモンズをクズ呼ばわりしていたことを明かしたという。アンソニーのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

僕は家に帰り、息子に試合を見るように伝えた。

すると、彼は「パパ、これは彼（シモンズ）なの？彼はプレイしているの？」と言った。

僕が「そうさ」と答えると、彼はこう返してきたんだ。

「でもね、パパ。今の彼はクズだ！」とね。

「どうなっているの？」と聞いてきたから、僕はこう答えたよ。

「皆それぞれいろんなことがあるんだ」

シモンズに対しては、若いNBAファンからの批判も多いという。

NBAを目指す多くの子どもたちには、それぞれ憧れのNBA選手がいる。

今のシモンズは子どもたちから憧れられるようなNBA選手ではないかもしれないが、今季のパフォーマンスで評価を覆し、子どもたちが目標にするNBA選手になってもらいたいところだ。

なお、シモンズの今季のスタッツは以下の通りとなっている。

–	NOP戦	TOR戦
出場時間	23	32
得点	4	6
リバウンド	5	10
アシスト	5	8
スティール	0	0
ブロックショット	0	2
ターンオーバー	3	3
FG成功率	66.7％ （2/3）	60.0％ （3/5）
3P成功率	–	–
フリースロー成功率	0％ （0/2）	–
+/-	-26	-3