スポーツブランド大手のナイキは先日、カイリー・アービングとの関係を停止するとともにカイリー8sのリリース予定を白紙に戻したことを発表した。

この件について、人種平等の活動を続けている元NBA選手のエネス・カンター・フリーダムが言及した模様。

カンター・フリーダムによると、ナイキの決定を支持する一方で、ナイキにはまだ取り組まなければならないことがあることを指摘したという。

カンター・フリーダムはナイキのアービングとの関係停止声明を受け、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。

ナイキがカイリー・アービングとの関係を停止したことを支持する。

ナイキは人権に配慮したふりをしているが、中国で迫害され、虐殺されている何百万ものイスラム教徒については関心を持っていない。

イスラム教徒の大量虐殺は、君たちの財務アジェンダに合わないのか？

ナイキは恥だ。

イスラム教徒のカンター・フリーダムは、これまでナイキを批判し続けている。

ジョセフ・ツァイがオーナーを務めるブルックリン・ネッツは先日、アービングに対し少なくとも5試合の出場停止処分を科したことを発表した。

カンター・フリーダムにとってネッツの決定は支持すべきことだろうが、ツァイが所有している会社が中国のウイグル人殺害に関与しているとされているため、カンター・フリーダムはツァイを「偽善者」と言い切った。

今回の問題を受け、カンター・フリーダムはこれまで以上に人種平等に向けた活動を強めるに違いない。