人種平等を主張し続けるドノバン・ミッチェルがジャズ時代を振り返り「たくさんの反発を受けた」
NBAオールスターガードのドノバン・ミッチェルは、オフシーズン中のトレードでユタ・ジャズからクリーブランド・キャバリアーズに移籍した。
ミッチェルがキャブスでNBAキャリアベストのシーズンを送ることができているのは、環境の変化によるところも多いのかもしれない。
ミッチェルによると、黒人が多い都市に移り住んだことで安心感を得ることができたという。
「白人が多い都市から黒人が多い都市への移動はどうのような感じ?故郷のニューヨークを思い出す?」と質問されたミッチェルは、次のように答えたという。RealGMが伝えている。
少し安心したのは間違いない。
嘘は言わないよ。
ユタでいろんなことがあったのは、皆も知っているよね。
今まで一度も言ったことはないが、正直言うと、エネルギーを吸い取られるような気分だったんだ。
なぜなら、人々は僕のことを(黒人という理由で)応援できないからね。
ユタではいろんなことがあったと思う。
すべてのファンがそうとは言わないが、いろんなことがあった。
ユタ州の上院議員(スチュアート・アダムス)には、「君は黒人の歴史の教育を受けなければならない」と言われた。
肌の色のせいで黒人の子供たちがいじめられるのを見た。
いじめを苦に首を吊った小さな女の子(イザベラ・ティチェナー)もいた。
いろんなことが次から次に起こった。
このようなことが起きているのは、あの場所だけではない。
だが、人種平等を主張し続けている僕は何年にもわたってたくさんの反発を受けてきたんだ。
多くのストレスから解放され、オン・ザ・コートはもちろんオフ・ザ・コートでも気兼ねなく過ごせるようになったミッチェル。
ユタではさまざまな慈善活動に取り組んでいたが、これからはユタはもちろん国中で苦しんでいる人々をサポートするため、より献身的に活動するに違いない。
なお、ミッチェルの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 28 | 373 |
平均出場時間 | 36.4 | 33.9 |
平均得点 | 29.3 (キャリアハイ) | 24.3 |
平均リバウンド | 3.8 | 4.1 |
平均アシスト | 4.4 | 4.5 |
平均スティール | 1.3 | 1.3 |
平均ターンオーバー | 3.0 | 2.8 |
FG成功率 | 50.6% (キャリアハイ) | 44.6% |
3P成功率 | 43.1% (キャリアハイ) | 36.7% |
フリースロー成功率 | 89.1% (キャリアハイ) | 83.8% |
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田舎の白人は怖いねぇ