ニコラ・ヨキッチがMVPについて「キャリアを終えた後に意味を持つかも」
デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチは、2年連続でMVPを受賞しているNBAを代表するスーパースターのひとりだ。
今季もMVPレベルのパフォーマンスを続けているヨキッチだが、もはやMVPに関心はないのかもしれない。
ヨキッチによると、最も重要なのはナゲッツをNBAチャンピオンに導くことであり、MVPやトリプルダブルなど個人の記録については考えていないという。ヨキッチのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
正直に話すが、MVPトロフィーは僕がキャリアを終えた後に少し意味を持つかもしれないね。
僕がMVPを追い求めたり、考えたりすることはなかった。
何かを望み、それを手にしたなら、普通は喜ぶものだ。
だが、その賞のことは僕の頭になかった。
だから僕は十分に喜べていないのかもしれないね。
僕は記録のためにプレイしているわけではないし、トリプルダブルのためにプレイしているわけでもないんだ。
ヨキッチは12月に平均29.2得点、12.3リバウンド、10.1アシスト、FG成功率60.4%を記録。
ヨキッチの活躍もあり、ナゲッツは現在25勝13敗でウェスタン・カンファレンス首位だ。
ヨキッチに3年連続のMVPを期待する声は日に日に高まるばかりだが、ヨキッチは目の前の試合に集中し、MVP議論には目もくれないに違いない。
なお、NBA史上MVPを3年連続で受賞したのはビル・ラッセル、ウィルト・チェンバレン、ラリー・バードのみとなっている。
ヨキッチの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りだ。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 35 | 562 |
平均出場時間 | 33.4 | 30.6 |
平均得点 | 25.2 | 20.0 |
平均リバウンド | 10.7 | 10.4 |
平均アシスト | 9.5 (キャリアハイ) | 6.4 |
平均スティール | 1.4 | 1.2 |
平均ターンオーバー | 3.4 | 2.8 |
FG成功率 | 61.4% (キャリアハイ) | 54.7% |
3P成功率 | 34.9% | 34.5% |
フリースロー成功率 | 81.2% | 82.8% |
コメントを残す