ウォリアーズ復帰のゲイリー・ペイトンⅡ「検査結果には驚かなかった」
NBAキャリア7年目のゲイリー・ペイトンⅡは、先日のトレードでポートランド・トレイルブレイザーズからゴールデンステイト・ウォリアーズに移籍した。
だが、ウォリアーズの医療スタッフによる身体検査の結果、ペイトンⅡは最長3ヶ月程度の離脱を余儀なくされる怪我を負っていることが判明。
ブレイザーズはペイトンⅡの健康状態をウォリアーズに明かさないままトレードを実現させたため、批判を浴びたわけだが、ペイトンⅡにはこうなる未来が見えていたのかもしれない。
ESPNの記者によると、ペイトンⅡは身体が100%の状態ではないことを分かっており、身体検査で引っかかると思っていたと明かしたうえで、痛み止めを服用してプレイしたのは「ただコートに出たかったから」と説明したという。
ウォリアーズはトレードを取り消すこともできた。
だが、ペイトンⅡが今季中に復帰できる見込みであるため、トレードを受け入れた。
NBAは今回の問題を調査し、ブレイザーズに対してNBAドラフト指名権の剥奪などの処分を科す可能性があるというが、少なくともペイトンⅡが痛み止めを服用してプレイすることを受け入れ、トレード後の身体検査をクリアできないことを認識していたのは間違いないようだ。
なお、ペイトンⅡのエージェントは先日、「私のクライアントがポートランド在籍中に注射を打ったことは一度もない」と語っていた。
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