ウィザーズは第4Qでブラッドリー・ビールに頼りすぎ?カイル・クーズマの見解は?「ブラッドの時間」
ワシントン・ウィザーズは現地8日にアトランタ・ホークスに逆転負けを喫し、ここ4試合で3敗目を喫した。
この日は後半で一時15点のリードを奪ったものの、終盤に崩れてしまったウィザーズ。
ウィザーズは第4Qでブラッドリー・ビールにボールを託すことが多く、それによりオフェンスが単調になり、相手チームに予測されやすくなっているという指摘があるが、ビールに次ぐスコアラーとして活躍しているカイル・クーズマはそれで良しとしているのかもしれない。
クーズマはこの問題について指摘されると、次のようにコメントしたという。larrybrownsports.comが伝えている。
確かに予測されやすくなっているね。
だが、僕たちはそれで生きるか死ぬかだ。
クールだ。
第4Qではブラッドがボールを持つことが多い。
第4Qは彼の時間だ。
彼のチームはそれで生死が決まる。
クールだ。
何が起ころうとも、それと共に生きるだけさ。
ビールはNBA屈指のスコアラーだが、試合終盤はスコアリングに固執するあまり視野が狭くなり、タフショットを撃たされることも少なくない。
だが、裏を返せば、ビールに並ぶ信頼できるスコアラーがいないということだろう。
ウィザーズは現在31勝35敗でイースタン・カンファレンス10位と、NBAプレイオフ進出に向けてギリギリの戦いが続いている。
ウィザーズがNBAプレイオフレースを生き残れるか否かは、ビールの活躍次第となりそうだ。
なお、ビールの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 44 | 689 |
平均出場時間 | 33.6 | 34.7 |
平均得点 | 23.3 | 22.1 |
平均リバウンド | 3.8 | 4.1 |
平均アシスト | 5.5 | 4.3 |
平均スティール | 0.9 (キャリアワーストタイ) | 1.1 |
平均ターンオーバー | 2.9 | 2.5 |
FG成功率 | 50.8% (キャリアハイ) | 45.9% |
3P成功率 | 36.9% | 37.2% |
フリースロー成功率 | 83.7% | 82.2% |
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