今季のロサンゼルス・クリッパーズにはフランチャイズ初となるNBAタイトル獲得の期待がかかっていた。

だが、NBAスターのポール・ジョージとカワイ・レナードが怪我による離脱を強いられ、ファーストラウンドで姿を消した。

この結果を受け、「タイロン・ルーHCが辞任するのでは？」といった噂や憶測が広がっていたが、ルーHCは来季もヘッドコーチとしてクリッパーズを指揮することになりそうだ。

fadeawayworld.netによると、クリッパーズの球団社長を務めるローレンス・フランクが、ルーHCの続投を明言したという。

彼が戻って来ない理由はあるのか？

もちろん彼は戻って来る。

タイは素晴らしいコーチだ。

我々は彼がコーチであることをすごく嬉しく思っているよ。

元クリッパーズのパトリック・パターソンがタイロン・ルーHCの起用法を酷評「えこひいき」

先日は元NBA選手であり、元クリッパーズのパトリック・パターソンに起用法を批判されてしまったものの、ルーHCは選手たちからの信頼が厚く、実績もあるヘッドコーチだ。

ジョージやレナード、再契約するであろうラッセル・ウェストブルックからも絶大な信頼を寄せられているため、少なくともクリッパーズ側からルーHCを解雇することはないだろう。

なお、ルーHCはファーストラウンドで敗退した後、次のように語っていた。

まずファンに感謝したい。

彼らは本当に素晴らしかった。

ラインナップが安定しなかった時も、いろんなことがあった時も、彼らは我々についてきてくれた。

我々を100％支えてくれた。

ファンに感謝したい。

僕がここにいる間、彼らはずっと素晴らしかった。

この3年間は素晴らしかった。

次に、コーチングスタッフたちに感謝したい。

彼らは毎日働き、あらゆる方法で僕を助けてくれ、僕が必要とした時はいつもそこにいてくれた。

僕ひとりではやれなかった。

そして、選手たちにも感謝したい。

組織にも感謝したい。

僕に機会をくれたすべての人々、過去3年間にわたって僕をサポートしてくれた人々に感謝したい。