トロント・ラプターズのフレッド・バンブリートは現地12日、NBA2023-24シーズンのプレイヤーオプションを破棄したと報じられた。

これにより、バンブリートは完全FAになる。

NBAタイトル獲得とNBAオールスター選出の実績を持つバンブリートには多くのNBAチームが関心を持っているというが、イースタン・カンファレンスとウェスタン・カンファレンスの強豪チームがバンブリート獲得レースに参戦するかもしれない。

fadeawayworld.netによると、フェニックス・サンズとフィラデルフィア・セブンティシクサーズがバンブリートに関心を持っているという。

ただし、サンズはクリス・ポール、シクサーズはジェイムス・ハーデンの去就次第となるだろう。

サンズは現地28日までにポールをウェイブしなければ、ポールの来季のサラリーを全額保証しなければならない。

そのためポールをウェイブし、より長くチームを牽引できるであろうバンブリート獲得を狙うと見られている。

ただし、サンズはサラリーキャップの問題を抱えているため、サイン＆トレードによる獲得を狙うだろう。

一方、シクサーズはハーデンとの再契約を望んでいるというが、ハーデンは古巣ヒューストン・ロケッツと契約する可能性があるとされており、もしハーデンと再契約できないなら、ハーデンに代わるポイントガードとしてバンブリートを獲得したいところだ。

なお、シクサーズは先日、今季までラプターズを指揮したニック・ナースを新ヘッドコーチに招聘した。

シクサーズのニック・ナースHCがジェイムス・ハーデンに残留を求めるべく面会へ

バンブリートにはキャップスペースに余裕があるオーランド・マジックやロケッツ、サイン＆トレードによる獲得が噂されるロサンゼルス・レイカーズが関心を持っているとされる中、果たしてどのNBAチームがバンブリートを射止めるのだろうか？