ゴードン・ヘイワードがオプション破棄で長期契約を狙う?
ベテランビッグマンのアル・ホーフォードは昨年夏、プレイヤーオプションを破棄して完全FAになり、フィラデルフィア・セブンティシクサーズと4年1億900万ドルの大型契約を手にすることに成功した。
シクサーズでは十分なパフォーマンスを見せることができていないものの、契約の面では成功だったと言えるだろう。
ホーフォード陣営が採用したこの戦略を、ゴードン・ヘイワード陣営も取り入れることになるかもしれない。
masslive.comによると、ヘイワードのエージェントはホーフォードの際に採用した戦略を検討しており、オプションを破棄してFAになり、長期契約を狙う可能性があるという。
ただし、キャップスペースに余裕があるNBAチームが少ないため、サイン&トレードになるとも報じられている。
元オールスターのヘイワードは現在30歳。
3年前に負った悲惨な怪我から復帰した直後は精彩を欠いたものの、NBA2019-20シーズンはキャリアベストのFG成功率を記録するなど復調の兆しを見せた。
来年夏は多くのスタープレイヤーがFAになると見られているため、このオフに勝負を仕掛けるのは賢い判断なのかもしれない。
なお、ヘイワードの2019-20シーズンとNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2019-20 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 52 | 641 |
平均出場時間 | 33.5 | 30.8 |
平均得点 | 17.5 | 15.3 |
平均リバウンド | 6.7 (キャリアハイ) | 4.4 |
平均アシスト | 4.1 | 3.5 |
平均スティール | 0.7 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 1.8 | 2.0 |
FG成功率 | 50.0% (キャリアハイ) | 45.1% |
3P成功率 | 38.3% | 36.6% |
フリースロー成功率 | 85.5% (キャリアハイ) | 82.3% |
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