ドレイモンド・グリーン「ほとんどの人間はバスケットボールゲームを学んでいない」
ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは、NBA屈指のバスケットボールIQを持つ選手だ。
研究熱心な選手としても知られており、マッチアップする相手の映像を何度もチェックし、プレイや癖などを把握したうえで対戦に臨むという。
そのグリーンから見ると、ほとんどの人々はバスケットボールを知った気になっているだけのかもしれない。
「ディフェンスの基礎は派手なプレイと同じように認識されるべきか?」という質問をぶつけられたグリーンは、次のように返答したという。fadeawayworld.netが伝えている。
同じように認識されるためには、人々がバスケットボールのゲームを知っていなければならない。
だが、ほとんどの人間は知らない。
ほとんどの人間はバスケットボールのゲームを決して学ばないだろう。
彼らはバスケットボールのゲームを理解していると思っている。
だが、理解していない。
僕は実際にゲームを理解している少ない人間のひとりであることを楽しんでいるし、バスケットボールのゲームにおいて何が起こっているのかを理解している少ない人間のひとりだ。
学ぶためには、知らないということを理解しなければならない。
ほとんどの人間は、自分が何も知らないことを分かっていないんだ。
そういうことだ。
中毒のようなものさ。
リハビリの第一段階は、中毒であることを認めることだ。
インターネット上でバスケットボールのゲームを理解していると思っている人々は、バスケットボールのゲームを理解していないことを認めなければならない。
だが、彼らが認めることはないだろうね。
今季のウォリアーズは最悪の出だしを強いられたものの、グリーンの復帰後はパッシングゲームを取り戻し、素晴らしい戦いを繰り広げている。
これもグリーンの高いバスケットボールIQが影響しているのだろうか?
グリーンはこれからも自身を高め、チームを前に進めるために研究に打ち込み続けることだろう。
なお、グリーンの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 5 | 581 |
平均出場時間 | 25.8 | 28.1 |
平均得点 | 2.8 | 8.9 |
平均リバウンド | 4.2 | 6.9 |
平均アシスト | 5.2 | 5.0 |
平均スティール | 1.6 | 1.4 |
平均ブロックショット | 0.2 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 1.6 | 2.1 |
FG成功率 | 26.7% | 43.5% |
3P成功率 | 12.5% | 31.8% |
フリースロー成功率 | 71.4% | 71.0% |
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