フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスター、ベン・シモンズは、NBAプレイオフでシュートの問題がこれまで以上に明るみになり、シクサーズファンから批判を浴びた。

シクサーズを指揮するドック・リバースHCはアトランタ・ホークスとのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナル第7戦終了後、シモンズのフリースローが敗戦の大きな要因となったことを認めると、NBAオールスターのジョエル・エンビードもシモンズのシュートを暗に批判。

だが、それから時間が経ち、リバースHCはより冷静にシモンズの能力を見ることができるようになったのかもしれない。

larrybrownsports.comによると、リバースHCはシモンズについて以下のようにコメントしたという。

ベンは素晴らしい。

彼にはここに戻ってきてもらいたい。

彼はとんでもない選手だ。

彼は偉大な選手になるだろう。

多くを修正する必要はないんじゃないかな。

彼は我々にとって素晴らしい存在になる。

偉大な存在になるだろう。

シクサーズは先日、インディアナ・ペイサーズからのトレードオファーを拒否したと報じられた。

シモンズ獲得を狙うペイサーズはマルコム・ブログドンはNBAドラフト2巡目指名権をパッケージにし、トレードをオファーしたという。

だが、シクサーズはNBAオールスター選手とのトレード以外には応じないとし、トレードが成立することはなかった。

シモンズはこの夏を通してシュート練習に取り組み、シクサーズもシモンズにトレーニングプランを提供するというが、リバースHCが心からシモンズ残留を望んでいるなら、この夏にトレードが実現する可能性は低いだろう。

なお、シクサーズはNBAオールスターポイントガードのデイミアン・リラードのトレード獲得を狙うと噂されている。

しかし、ブレイザーズはシモンズ以外にもNBAドラフト指名権など多くの資産とのトレードを要求すると見られており、シクサーズは難しい決定を強いられる見込みだ。