ステフィン・カリーは心拍数をコントロールできる?
ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、NBA史に残る偉大なプレイヤーのひとりだ。
フィジカルには恵まれていないものの、圧倒的なスキルやアウトサイドショットで相手を翻弄し、スーパースターの座を確固たるものにしたカリー。
試合中に疲れたような表情を見せることもほとんどないカリーだが、これは日頃のトレーニングによるものなのかもしれない。
ESPNによると、カリーは普段から心拍数をコントロールするトレーニングを積んでおり、タイムアウト中など短い休憩の間に心拍数を下げることができるという。
トレーニングの後に息が切れている時、カリーが仰向けになると、トレーナーはカリーの胸部の下にサンドバックを置いて圧力をかけ、横隔膜を鍛えているという。
このトレーニングを日頃から行っていることにより、カリーは90秒のタイムアウト中に心拍数を80以下に下げることができると報じられている。
カリーはその他にもさまざまなトレーニングに取り組んでいる。
コーナー、トップ、ウィングから10本のショットを撃ち、場所を変える際にはフルコートの全力疾走。
この練習は成功率80%以上、かつ56秒以内で終えなければならないという。
ここ数年でオフ・ザ・ボールの動きもレベルアップし、ますます手のつけられないプレイヤーになったカリー。
これから先も成長を続け、圧倒的なパフォーマンスを見せてくれそうだ。
なお、カリーの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 15 | 714 |
平均出場時間 | 34.3 | 34.3 |
平均得点 | 28.2 | 23.6 |
平均リバウンド | 5.5 | 4.5 |
平均アシスト | 6.1 | 6.6 |
平均スティール | 1.3 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 3.5 | 3.1 |
FG成功率 | 45.1% | 47.6% |
3P成功率 | 37.1% | 43.3% |
フリースロー成功率 | 93.5% | 90.7% |
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