元NBA選手のアントワン・ウォーカー「ジェイムス・ハーデンのスタイルでは優勝できない」
元MVPのジェイムス・ハーデンは、シーズン中のトレードでブルックリン・ネッツに移籍した。
ネッツにはカイリー・アービングとケビン・デュラントというNBA屈指のスコアラーがいるため、ハーデンはゲームメイクに徹し、現時点ではうまく機能していると言えるだろう。
だが、元NBA選手のアントワン・ウォーカーによると、ハーデンのスタイルではNBAチャンピオンになれないという。ウォーカーのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
僕はジェイムス・ハーデンのファンではない。
あのスタイルでは勝てないと思う。
彼はデュラントとカイリーがいるという非常にユニークな状況にいるよね。
だが、これからどうなるかは分からない。
彼のスタイルでは勝てないと思う。
行きたい場所にたどり着くまでに6回、7回、8回ドルブルしなければならないなら、それは問題だ。
今の時代はピック&ロールが増えているからうまく機能しているが、僕はジェイムス・ハーデンの未来につながるとは思わない。
ハーデンがネッツに移籍する前、ボストン・セルティックスがトレードによる獲得を狙うと噂されていた。
元セルティックスのウォーカーによると、セルティックスがハーデンを獲得しなかったのは正解だったという。
とはいえ、ハーデンが結果を残しているのも事実であり、ハーデンにはウォーカーの指摘を覆すパフォーマンスを続けてもらいたいところだ。
なお、ハーデンのネッツ移籍後とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | ネッツ移籍後 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 23 | 864 |
平均出場時間 | 38.4 | 34.4 |
平均得点 | 25.5 | 25.2 |
平均リバウンド | 8.7 (キャリアハイ) | 5.4 |
平均アシスト | 11.4 (キャリアハイ) | 6.5 |
平均スティール | 1.3 | 1.6 |
平均ターンオーバー | 4.2 | 3.7 |
FG成功率 | 49.7% (キャリアハイ) | 44.5% |
3P成功率 | 42.2% (キャリアハイ) | 36.5% |
フリースロー成功率 | 85.0% | 85.8% |
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