フランク・ボーゲルHC「カイル・クーズマはメンタル面が成長した」
昨季NBA王者のロサンゼルス・レイカーズは現地28日にオーランド・マジックに勝利し、2連勝を飾った。
リーダーのレブロン・ジェイムスとアンソニー・デイビス離脱後に攻守にわたって牽引しているのが、NBAキャリア4年目のカイル・クーズマだ。
クーズマは先日、ジェイムスとデイビス不在のレイカーズにおいて、「誰がリーダーを務めるかは分からない」、「リーダーの役割についてはそのうち決まるだろう」と語っていた。
だが、クーズマ自身にリーダーの自覚が芽生え始めているのかもしれない。
レイカーズを指揮するフランク・ボーゲルHCによると、クーズマはジェイムスとデイビスがいない間にメンタル面が成長しているという。ボーゲルHCのコメントをtalkbasket.netが伝えている。
彼は健全な精神を持っている。
素晴らしいマインドセットで試合に入っているし、最大限努力し、コート中で非常にハードにプレイしてくれている。
レブロンとADがいない間にメンタルの部分が成長したと思うよ。
他のチームメイトたちと同じようにコート上でのことについて話をし、ゲームを理解しようとしている。
非常によくやってくれている。
クーズマは現地23日のニューオーリンズ・ペリカンズ戦で16得点、10リバウンド、7アシスト、同25日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズで25得点、9リバウンド、同27日のマジック戦で21得点、11リバウンドを記録するなど、攻守にわたってレイカーズを牽引するパフォーマンスを見せている。
ジェイムスとデイビスの長期離脱はレイカーズにとって確実に大きな痛手だが、クーズマの成長はNBA連覇に向けて間違いなくプラスとなるだろう。
なお、クーズマの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 46 | 254 |
平均出場時間 | 27.4 | 29.5 |
平均得点 | 12.4 (キャリアワースト) | 15.4 |
平均リバウンド | 6.8 (キャリアハイ) | 5.7 |
平均アシスト | 1.6 | 1.9 |
平均スティール | 0.5 | 0.5 |
平均ターンオーバー | 1.7 | 1.7 |
FG成功率 | 43.8% | 44.8% |
3P成功率 | 36.7% (キャリアハイ) | 33.7% |
フリースロー成功率 | 63.6% (キャリアワースト) | 72.5% |
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