ビリー・ドノバンHC「ラウリ・マルカネンをリスペクトしている」
NBAキャリア4年目を終えたシカゴ・ブルズのラウリ・マルカネンは、この夏に制限付きFAになる。
今季のマルカネンは十分なパフォーマンスを見せることができず、スターターの座を失うと、シーズン中にはトレードの噂が浮上。
トレードは実現しなかったものの、ブルズはオフシーズン中にマルカネンを放出すると噂されている。
そんな中、指揮官のビリー・ドノバンHCがマルカネンに言及した模様。
ドノバンHCによると、マルカネンには改善すべき点があるものの、コーチ陣の要求に常に応えようと努力していたという。ドノバンHCのコメントをNBC Sports Chicagoが伝えている。
彼は肩を怪我し、長期離脱し、オールスターブレイク後に復帰した。
そして数試合プレイした後、我々はまったく異なるチームになった。
彼は彼自身を再構築し、彼自身を見つけ出さなければならない。
私が常にラウリに要求しているひとつは、チームに利益をもたらすために戦い、プレイし、出場時間を最大限利用するということだ。
彼は常にそうしてくれている。
私はそんな彼をリスペクトしているし、感謝しているよ。
3月のトレードでNBAオールスタービッグマンのニコラ・ブーチェビッチを獲得したブルズには、NBAプレイオフ進出の期待がかかっていた。
だが、ブーチェビッチとマルカネンの相性は決して良くなく、またNBAオールスターのザック・ラビーンの離脱も影響し、イースタン・カンファレンス11位で今季を終えた。
マルカネンには「環境を変えることでステップアップする可能性がある」という声もあるが、果たしてブルズはマルカネンにどう対処するのだろうか?
なお、ブルズはこのオフシーズン中にガードのトマス・サトランスキーとフォワードのサディアス・ヤングをウェイブする可能性があると報じられている。
マルカネンの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りだ。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 51 | 221 |
平均出場時間 | 25.8 | 29.5 |
平均得点 | 13.6 (キャリアワースト) | 15.6 |
平均リバウンド | 5.3 (キャリアワースト) | 7.1 |
平均アシスト | 0.9 (キャリアワースト) | 1.2 |
平均スティール | 0.5 (キャリアワースト) | 0.7 |
平均ターンオーバー | 1.0 | 1.4 |
FG成功率 | 48.0% (キャリアハイ) | 44.0% |
3P成功率 | 40.2% (キャリアハイ) | 36.6% |
フリースロー成功率 | 82.6% | 84.5% |
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