PJ・タッカー「人生をかけてNBAプレイオフの舞台を夢見ている」
シーズン中のトレードでヒューストン・ロケッツからミルウォーキー・バックスに移籍したPJ・タッカーは、ブルックリン・ネッツとのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナルを通してケビン・デュラントにマッチアップしている。
NBA最高のスコアラーであるデュラントに対して常にタフなディフェンスを仕掛け、バックスに多大な貢献をしているタッカー。
ネッツとのシリーズ第6戦でもデュラントを苦しめ、勝利に貢献したタッカーが、NBAプレイオフでプレイすることとデュラントにマッチアップすることに言及した。タッカーのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
プレイオフだ。
人々がどう思っているのかは分からない。
だが、僕たちは人生をかけてこの舞台を夢見ている。
プレイオフでプレイし、世界最高の選手にマッチアップすることを夢見る。
僕はそこで死ぬだろう。
夢の中で生きているからね。
何があっても引き下がらない。
どんな時も戦い続ける。
僕とケビンは毎年戦っている。
プレイオフではいつも彼にマッチアップしているんだ。
ゴールデンステイト、オクラホマシティ。
そういうのは関係ない。
レギュラーシーズン、プレイオフ。
僕は彼をディフェンスするのが大好きだ。
楽しんでいる。
僕が見てきた中で、彼は最高のスコアラーさ。
彼が高校3年生の時、僕はリック・バーンズ(現テネシー大学コーチ)にこう言ったんだ。
「彼は僕が見てきた中で最高の選手になるだろう」とね。
偉大なディフェンダーの中には、闘争心を全開にし、マッチアップする相手を決して認めない者もいる。
そのためタッカーに対し、「相手を称賛すべきではない」という声もあるというが、タッカーによると、デュラントを認めたうえでマッチアップすることこそが最大のチャレンジだという。
タッカーは絶対に負けられない第7戦でいつも以上にタフなディフェンスを仕掛け、デュラントを苦しめることだろう。
なお、デュラントのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナル第1戦から第6戦のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 | 第4戦 | 第5戦 | 第6戦 |
---|---|---|---|---|---|---|
出場時間 | 40:06 | 32:51 | 42:52 | 41:54 | 48:00 | 40:22 |
得点 | 29 | 32 | 30 | 28 | 49 | 32 |
リバウンド | 10 | 4 | 10 | 13 | 17 | 11 |
アシスト | 3 | 6 | 5 | 5 | 10 | 3 |
スティール | 1 | 1 | 4 | 1 | 3 | 0 |
ブロック | 2 | 1 | 1 | 1 | 2 | 0 |
TO | 3 | 3 | 4 | 5 | 3 | 7 |
FG成功率 | 48.0% (12/25) | 66.7% (12/18) | 39.3% (11/28) | 36.0% (9/25) | 69.6% (16/23) | 50.0% (15/30) |
3P成功率 | 25.0% (1/4) | 66.7% (4/6) | 37.5% (3/8) | 12.5% (1/8) | 44.4% (4/9) | 25.0% (2/8) |
FT成功率 | 100% (4/4) | 80.0% (4/5) | 83.3% (5/6) | 90.0% (9/10) | 81.3% (13/16) | 0% (0/2) |
+/- | +14 | +27 | -6 | -23 | +6 | -25 |
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