ロサンゼルス・レイカーズのデニス・シュルーダーは、ドイツ代表として東京オリンピックに出場しない意向を示していた。

NBAチームとの契約交渉に集中するためだ。

だが、ドイツ代表が東京オリンピック予選トーナメントで素晴らしい戦いを見せ、出場権を勝ち取ったことにより、シュルーダーには心変わりがあったのかもしれない。

ドイツ代表の予選トーナメント4試合を現地で観戦したというシュルーダーは、東京オリンピック出場について次のようにコメントしたという。fadeawayworld.netが伝えている。

もし（東京オリンピック出場の）可能性があるなら、もちろん素晴らしいことさ。

僕はいつでも行けるよ。

だが、僕の状況は簡単ではない。

それまでには解決できたらと思っている。

僕のエージェントは、彼の仕事をしなければならない。

ドイツ代表チームは仕事をした。

どうなるか見てみよう。

シュルーダーは傷害保険の内容でドイツ代表と合意できず、東京オリンピック予選トーナメントに出場することができなかった。

また、ドイツ代表の選手が怪我で離脱しない限り、シュルーダーはドイツ代表に入ることができないという。

シュルーダーとしては契約交渉はエージェントに任せ、自身はドイツ代表の一員として東京オリンピックでプレイし、契約交渉を有利に進めるべく実績を残したいのかもしれない。

ドイツ代表だけでなく、レイカーズとも複雑な状況を抱えることとなってしまったシュルーダー。

シュルーダーの急な方針転換には批判が集まっているというが、シュルーダーにはバスケットボールで見返してもらいたいところだ。

なお、ドイツ代表は東京オリンピックでオーストラリア代表、イタリア代表、ナイジェリア代表と同じグループBに入っている。