ウィザーズがラッセル・ウェストブルックをトレードするのはブラッドリー・ビールのため?
ワシントン・ウィザーズはNBAドラフト当日の現地30日、NBAオールスターガードのラッセル・ウェストブルックをトレードで放出した。
ウェストブルックのトレードはブラッドリー・ビールの決断次第とされていたが、ウェストブルック自身が他のNBAチームへの移籍を希望していたという。
ウィザーズはウェストブルックをロサンゼルス・レイカーズにトレードし、NBAドラフト指名権とカイル・クーズマ、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、モントレズ・ハレルを獲得した。
ウィザーズがトリプルダブルマシーンであるウェストブルックのトレード要求に応じるのは、ビールのためなのかもしれない。
hoopsrumors.comによると、ウィザーズはウェストブルックをトレードで放出することによりキャップに余裕を持たせ、ビールをサポートできるベテラン選手たちを加えることを計画しているという。
気になるのはトレードを要求すると報じられているビールだが、現時点ではトレードは要求せず、来季もウィザーズのユニフォームを着てプレイする可能性が高いとされている。
だが、ビールは来年夏にオプションを破棄してFAになる可能性があるため、ウィザーズとしてはこのオフシーズン中にロスターをアップグレードし、ビールを残留させるべく積極的に動きたいところだろう。
ビールにとっては我慢の時間となるかもしれないが、ウィザーズがロスターを適切に補強し、NBAタイトルを争えるチームを構築することを期待したいところだ。
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