スティーブン・アダムス「メンフィスでの僕の評判は良くない」
ベテランビッグマンのスティーブン・アダムスは、先日のトレードでニューオーリンズ・ペリカンズからメンフィス・グリズリーズに移籍した。
トラディッショナルなセンターであるアダムスにはインサイドを支配する働きが求められるが、アダムスにはグリズリーズのレジェンドと激しいバトルを繰り広げた過去があるため、グリズリーズのファンから歓迎されるか心配しているのかもしれない。
アダムスによると、過去にザック・ランドルフと激しいバトルを繰り広げたため、グリズリーズのホームではしばしばブーイングを浴びているという。アダムスのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
僕のここでの評判は良くない。
なぜなら、ルーキーの時にZ-Bo(ランドルフ)が僕の顔面にパンチを見舞い、そのせいで彼らは第7戦を落としてしまったんだ。
あのバトルのことはよく覚えている。
なぜなら、彼らは本当にへこたれないチームだったからね。
(オクラホマシティ・サンダーは)へこたれないチームだった。
メンフィスはへこたれないチームだった。
メンフィスは常に昔ながらの気骨があるチームとして知られているんだ。
対戦することで彼らの文化が分かったと思う。
だが、その一部になったわけだから、どのようなものなのか見てみないとね。
アダムスはタフなファイタータイプのビッグマンだ。
ランドルフとのバトルはあったものの、タフな精神を持つアダムスをグリズリーズファンは両手を広げて迎え入れるだろう。
タフな選手が揃っているグリズリーズにおいて、アダムスにはさらにタフなチームに引き上げる働きを期待したい。
なお、アダムスの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2020-21 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 58 | 588 |
平均出場時間 | 27.7 | 26.9 |
平均得点 | 7.6 | 9.6 |
平均リバウンド | 8.9 | 7.7 |
平均アシスト | 1.9 | 1.2 |
平均スティール | 0.9 | 0.9 |
平均ブロックショット | 0.7 (キャリアワーストタイ) | 1.0 |
平均ターンオーバー | 1.3 | 1.4 |
FG成功率 | 61.4% | 59.1% |
フリースロー成功率 | 44.4% (キャリアワースト) | 54.8% |
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