ベン・シモンズとシクサーズの交渉の行方は?
NBAオールスターのベン・シモンズが、現地12日にフィラデルフィア・セブンティシクサーズの幹部と面会したと報じられた。
シクサーズ側からはバスケットボールオペレーション部門代表のダリル・モレーとゼネラルマネージャーのエルトン・ブランド、ヘッドコーチのドック・リバースが面会に参加したというが、進展はなかったのかもしれない。
hoopsrumors.comによると、シクサーズはシモンズにトレードを要求した理由について質問したところ、シモンズは「新たしい環境で成長したい」と答え、面会は短時間で終了したという。
シクサーズはNBA9チームとトレードの交渉をしているというが、シクサーズの要求額は変わっておらず、どのNBAチームとの交渉も進展していないと見られている。
また、その他1チームともトレード交渉を行っているものの、そのNBAチームがシクサーズの要求に応えるのは難しいという。
シクサーズが求めるのはデイミアン・リラードやブラッドリー・ビールのようなNBAスターだというが、現時点でリラードとビールがそれぞれのチームをトレードで去る兆候はない。
一方、シクサーズはトレードを模索しつつも、シモンズに残留を要求していると報じられている。
これはシモンズの市場価値を高め、シクサーズが望む資産とのトレードを実現させる目的があると噂されているものの、もしシクサーズがシモンズに残留を求めるなら、チームを指揮するリバースHCとシモンズの関係改善に注力したほうが良いのかもしれない。
8月にリッチ・ポールの自宅でリバースHCと面会した際、ポールが罰金処分について話したところ、リバースHCはトレーニングキャンプに参加してチームのためにプレイすることは「契約に書いてあるだろう」と汚い言葉をまじえながら声を荒げたという。
事実か否かは分からないが、リバースHCはシモンズがフィラデルフィアに戻ったことをフロントオフィスから知らされず、一報を報じた記者に確認して知ったとされている。
いずれにせよ、シモンズとシクサーズどちらも姿勢を崩していないだけに、この問題はまだまだ尾を引くことになりそうだ。
コメントを残す