ベン・シモンズのトレード要求の意思は変わらない?
フィラデルフィア・セブンティシクサーズにトレードを要求したNBAオールスター、ベン・シモンズが、チームの練習に復帰した。
ドック・リバースHCやトバイアス・ハリスなどシクサーズのメンバーは、シモンズの様子について「いつも通り」としたものの、シモンズの心は完全にシクサーズから離れてしまっているのかもしれない。
larrybrownsports.comによると、チーム練習の締めで全員が集まった時、シモンズは輪から一人外れてドリブルをつき、締めくくりのコールが終わるとすぐにコートを去ったという。
シモンズがシクサーズのチーム練習に復帰したのには、3つの理由があると見られている。
1つ目の理由は、サラリーの没収を回避するためだ。
正当な理由なく試合を欠場した場合、サラリーの一部が没収され、その額は戻ってこない。
没収額は1試合ごとに加算されるため、シモンズの財政は大きなダメージを負うだろう。
2つ目の理由は、市場価値を高めるためだ。
昨季NBAプレイオフでのパフォーマンスを受け、シモンズの市場価値は低下していると見られている。
だが、試合で結果を出すことができれば市場価値は回復し、シモンズのトレードのチャンスは高まるだろう。
3つ目の理由は、シクサーズの一員としてプレイし続けることを決断したためだ。
だが、映像を見る限り、シモンズがシクサーズ残留を望んでいるようには思えない。
真実はシモンズのみが知るところだが、シモンズをめぐるドラマはまだまだ続くことになりそうだ。
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