NBAオールスターのステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーン、ケビン・デュラントを擁した当時のゴールデンステイト・ウォリアーズは、無類の強さを誇っていた。

多くのウォリアーズファンは4人のNBAオールスターを擁するウォリアーズが長くNBAトップに君臨すると信じていただろう。

だが、デュラントはウォリアーズで3年過ごした後、ブルックリン・ネッツに移籍した。

デュラントと共にウォリアーズを牽引したカリーによると、試合中にデュラントとグリーンが口論を繰り広げた一件により、デュラントの退団を予感したという。カリーのコメントをtheringer.comが伝えている。

彼の残留が当たり前ではないということが明らかになった瞬間だったんじゃないかな。

その他にも気が散るようなことがたくさんあった。

僕たち全員がそういった質問に答えなければならなかった。

彼も含めてね。

その多くは彼の去就に関するものだったんだ。

僕たちが理解しなければならなかった最も大きなことは、スポットライトがどれほど大きかったかということだったと思う。

それに、彼のここに来る決断がどれほど大きかったのかを理解し、もう少し敬意を払うべきだった。

それから数カ月後、カリーはデュラントから「退団する」というメールを受け取った。

カリーはアジアでのプロモーションツアーからベイエリアに戻る途中だったが、デュラントに会うためにニューヨークに向かい、デュラントの自宅で思い出話に花を咲かせたという。

デュラントとカリーが同じNBAチームでプレイすることはもうないだろうが、彼らは互いをリスペクトしつつ、競い続けるに違いない。