ニックスがジュリアス・ランドルのメンタルを懸念?
ニューヨーク・ニックスは昨季、NBAで最もサプライズを起こしたチームのひとつだった。
だが、今季は昨季のような粘り強さを見せることができず、現在7連敗中と絶不調。
順位をイースタン・カンファレンス11位に落とし、NBAプレイオフはもちろんプレイインゲーム出場すら難しい状況に陥っている。
中でもリーダーとしての働きが期待されているジュリアス・ランドルに批判が集中しているが、ニックスはランドルのメンタルを懸念しているのかもしれない。
The New York Postによると、ニックスはランドルの不安定なメンタルを懸念しており、指揮官のトム・ティボドーHCはランドルについて「すべてを心配している」と語ったという。
ランドルは昨季、NBAオールスターに初選出された。
だが、精彩を欠いてフラストレーションを募らせているランドルはニックスファンに中指を立てる、レフェリーやアシスタントコーチと激しい口論を繰り広げる、制止に入ろうとしたチームメイトたちを強く振り払うなど、明らかに怒りの感情をコントロールすることができていない。
ニックスファンの多くは、「ニックスのリーダーはランドルではなくRJ・バレット」と感じ始めているというから、ランドルはこれからも逆風に立ち向かわなければならないだろう。
ランドルがこの問題を克服することを願いたいところだが、メンタルの問題を解決するには相当な時間が必要なのかもしれない。
なお、ランドルの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 61 | 507 |
平均出場時間 | 35.5 | 31.1 |
平均得点 | 19.8 | 17.7 |
平均リバウンド | 10.0 | 9.3 |
平均アシスト | 5.2 | 3.5 |
平均スティール | 0.8 | 0.7 |
平均ターンオーバー | 3.5 | 2.7 |
FG成功率 | 41.7% (キャリアワースト) | 47.5% |
3P成功率 | 30.1% | 33.2% |
フリースロー成功率 | 76.5% | 74.4% |
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