トム・ティボドーHCがデリック・ローズの状態について「飛ばなければシュートできる」
ニューヨーク・ニックスの元NBAオールスターガード、デリック・ローズは先日、足を再手術した。
以前手術した部位の皮膚が感染症を起こしてしまったためだ。
ニックスを指揮するトム・ティボドーHCによると、今のローズは患部が治るのを待つことしかできないという。
ティボドーHCは先日、ローズの状態について次のように説明。newsday.comが伝えている。
彼はまだ多くのことができない。
ただ辛抱強く、治るのを待つだけだ。
今の彼は医学的なアドバイスに従うほかない。
彼はしっかりと取り組んでいるよ。
歩き回ることはできるし、飛ばなければシュートできる。
ただ、すべてをこなすことはできない。
1週間程度でクリアになることを願っている。
彼だけに限ったことではないが、経験が多くの面で助けになる。
彼はたくさんのことを乗り越えてきたから、あらゆる経験を活かすことができる。
その点は彼にとって希望なのではないかな。
彼は期待しすぎることもないし、落ち込むこともない。
彼は「OK、こういうことだ。これが僕が取り組むべきことだ」という感じさ。
あらゆるプロ選手というものは、逆境に直面した時にタフなメンタルを見せるものだ。
ニックスは現在イースタン・カンファレンス12位。
プレイインゲーム出場圏内である同10位アトランタ・ホークスとのゲーム差は、現地5日の時点で6あるため、現時点ではNBAプレイオフはもちろんプレイインゲーム出場も難しいだろう。
それを踏まえると、ベテランのローズを無理に復帰させず、若手たちに経験を積ませるほうが得策だ。
いずれにせよローズが健康を完全に取り戻し、来季はシーズンを通してプレイできるよう祈りたい。
なお、ローズの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 26 | 672 |
平均出場時間 | 24.5 | 31.7 |
平均得点 | 12.0 | 18.2 |
平均リバウンド | 3.0 | 3.3 |
平均アシスト | 4.0 | 5.4 |
平均スティール | 0.8 | 0.8 |
平均ターンオーバー | 1.5 | 2.5 |
FG成功率 | 44.5% | 45.7% |
3P成功率 | 40.2% (キャリアハイ) | 31.6% |
フリースロー成功率 | 96.8% (キャリアハイ) | 83.0% |
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