カイル・クーズマ「僕の役割は変わった」
昨年夏のトレードでロサンゼルス・レイカーズからワシントン・ウィザーズに移籍したカイル・クーズマは、昨季とは一転したパフォーマンスを見せ、ウィザーズファンの信頼を勝ち取っている。
NBAオールスターガードのブラッドリー・ビールが離脱して以降は貴重なスコアリングオプションとなり、結果を残しているクーズマ。
クーズマによると、シーズンが進むにつれて求められる役割が変化しているという。クーズマのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
ペースと景色が大きく変化している。
ここでの僕の役割は変わった。
最初の25試合を考えると、当時の僕の役割は今とは違った。
今はよりスコアリングを求められ、よりボールを持ってプレイすることが増えたんだ。
僕が僕自身になり、僕がやるべきことをやれる状況にいられるのは素晴らしいことさ。
僕は自分を過小評価しないよ。
ウィザーズを指揮するウェス・アンセルドJrHCもクーズマを高く評価し、クーズマのことを「スイスアーミーナイフ」と呼んでいるという。
レイカーズでプレイした昨季はホームのファンから「トーレドしろ!」などと罵声を浴びせられ、タフな時間を送っていたクーズマ。
レイカーズを離れた後に開花したロンゾ・ボールやブランドン・イングラム、ジュリアス・ランドル、ジョーダン・クラークソンのように、クーズマにもさらなる成長と開花を期待したい。
なお、クーズマの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 60 | 336 |
平均出場時間 | 33.6 | 30.4 |
平均得点 | 17.2 | 15.6 |
平均リバウンド | 8.7 (キャリアハイ) | 6.2 |
平均アシスト | 3.4 (キャリアハイ) | 2.2 |
平均スティール | 0.7 (キャリアハイ) | 0.6 |
平均ターンオーバー | 2.5 | 1.9 |
FG成功率 | 45.6% (キャリアハイタイ) | 44.9% |
3P成功率 | 34.2% | 33.9% |
フリースロー成功率 | 72.5% | 72.6% |
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